映像記録方式に関する記録・転送速度一覧
記録ビットレートについて。端的に言えば、編集時ハードディスク(HD)をどれくらい用意すればいいかということ。
記録方式 | ビットレート(1秒あたり) | 1時間あたりのHDD使用量 |
DV | 3.3MB/sec = 25Mbps | 12GB/hr |
HDV (MPEG2-TS) | 3.3MB/sec = 25Mbps | 12GB/hr |
AppleIntermediateCodec 1080i50/60 | 14MB/sec = 112Mbps | 49GB/hr |
AVCHD (MPEG-4AVC/H.264) | 可変(最大 2.25MB/sec = 18Mbps) | 7.9GB/hr |
単位は、全て"約"です。/ Apple Intermediate Codec(=AIC)とはFinalCutを使用するときの中間ファイル。FinalCutProならHDVネイティブ編集できるが、FinalCutExpressHDはHDVからAICにデータ変換した上でAIC編集となる。ちなみに50はEU(つまりPAL)、60は日米(つまりNTSC)規格。
Panasonic HF | 13Mbps |
Panaosnic HN | 9Mbps |
Panasonic HE | 6Mbps |
SONY XP | 15Mbps |
SONY HQ | 9Mbps |
SONY SP | 7Mbps |
SONY LP | 5Mbps |
DVDディスクに録画する形式でも、3つ(DVD-Video/-VR/AVCHD)あるように、既に記録媒体(DVテープ)=記録方式(DV記録)という形式は崩れている。
特にAVCHD方式の登場で、崩れ去ったと言っていいだろう。AVCHD形式は、8cmDVD,HDD,SDカードに記録可能と記録媒体からの縛りがない。ただ、逆に一般ユーザーに対して???な状態を作っているとも言える。(特に編集時)ついでにいうと、AVCHDはMPEG-4AVC/H.264という、泣きたくなるような重い圧縮方式を使用しているため(HDVより重い!)、快適な編集環境がそろうのは、まだまだ先のことだと思う。8コアなCoreCPUが出たらぐらい??(苦笑
さて、AICを使う限り1時間あたり50GBのハードディスクが必要と言うことですね。ネパール、タイ、サハリン共に、5本HDVテープを使用しているので250GB+編集容量の50〜100GB程度が必要なのかな。ま、選択して取り込めば250GBでも十分そうですね。