HDR-HC1 ファースト・インプレ
今まで自前のカメラを持った事はありませんでした。家族のだったり、大学のだったり。基本的にきれいな画質を追っていくともうそれは個人で買えるレベルではなかったというのもあります。
しかぁ〜し、とうとう手のひらサイズでハイビジョン!!というカメラがソニーから出ました。それがHDR-HC1です。CMOSの単版、しかもこんなにレンズも本体も小さいのにハイビジョンってのは、今までにない!しかもまだ誰も持っていない!ってことで、利尻富士登山に出発する20分前に買ってきました(^^;;;
そのレポート。(つまり利尻富士1719mを撮影しながら登ったって事です(苦笑)
プラス点
- あほみたく綺麗
- 100%表示できるディスプレイがたまたまあってみたんだけど、あり得んほど綺麗。みんな言ってます、「世界遺産だ!」(笑
- 16対9の出力
- ハイビジョンだから見る方法がほとんど無いなんて言ったのだ〜れ〜?webに出す分じゃいろいろ画面の大きさ調整できるし、PCディスプレイでなら結構見れます。16対9が重要なのよ(笑
- なにせちっこい
- 片手で持ったまま利尻富士登れるって凄いですよ!FX1じゃ絶対無理
- ある程度必要なマニュアル操作がある
- 音量表示を常時出来たり、マニュアル調整できたり、明るさ調整が出来るのは便利〜。
- 静止画が切り出せる
- 最近の観光客はビデオカメラとスチルカメラの二刀流の方が多い。はっきりいってシャッターチャンスにどっち使うか迷うし、機材も増えるから大変。
しか〜しハイビジョン画質(しつこい(笑)なら、撮影して家帰ってから、テープからメモリースティックDuoへ静止画の切り出しが出来ちゃうんですね〜。便利〜〜!!! 画質もデジカメで言う所の1.5〜2百万画素ぐらいはあるしね。デジカメと違って16:9のサイズになるからかっこいいし。これはかなり重要な点かも。
マイナス点
- AFがあほ
- 数回あったのですが、ただ風景をパンするだけでピンぼけする。モードを変えてやればいいかもしれないけど、ちょいと精度が足りない?どうも手ブレ補正の影響だと言われていますが、不明です。外すと見てられない映像になるし、、、
- 広角がたりな〜い
- 足りないせいで、どれだけ崖から落ちそうになったか(笑 ワイコン必須。
- レスポンスがちょい悪い
- 規格上仕方ない!けどねぇ。HDVはDVと比べて操作のレスポンスが悪くなりました。つまり電源入れてすぐ撮影が出来ない、早送り・巻き戻しから再生への移行時、1秒程度飛ぶなど。これはHDVが時間方向にも圧縮しているために起こる現象です。それほどたいした事は無いけど、慣れるのに時間がかかりました。余裕を持った撮影にしましょう。>自分(^^;;
- 編集大変
- 高画質=データ量増大なので、最新のPen4の3.6GHzぐらいのVaioでプロキシ編集してもストレスが多い。もうちょっと早く編集したいなぁ。
オートキャプチャだと自動的にプロキシファイル(編集向けふぁいる)を作ってくれるけどマニュアルキャプチャだとしてくれず、時間もかなりかかる。まだ使いこなしていないというのもあるけど、オフライン編集できたらいいのにねぇ。(できるのかな?SD画質で取り込んで、編集して、ボタンポチッと押すと、勝手にPCが動いて元テープから取り込んでHD画質にかわってるってのがいいんだけどぉ。。。。まだまだ無理かな)
QuickTime7ProによるH.264のHD映像とかもチェックせねば。。