風車の支柱

arry2005-05-19


下の日記、5/16に宗谷に行ったけど、当てがはずれたと書きましたが、この隣にある写真の輸送日だと推測したんですよ〜。

今、稚内宗谷岬の上の方で、宗谷ウインドファームという大風車計画(!?)が進んでいます。要するに国内最大級の風力発電施設を作ろうと云うことなんですね。その数実に50基以上!! 苫前の苫前ウインドファームなんて簡単に抜いちゃいます。

で、その風力発電の支柱やら発電機やらブレード(羽)などが先日稚内港に荷揚げされました。そして現在末広埠頭にて一時的に保管されているのです(写真)。稚内港はサハリンなどと結ばれておりいわゆる国際港なので、SOLAS条約海上人命安全条約)が適応され岸壁の保安対策が格段に厳しくなり、金網が張り巡らされ自由に出入りができなくなったのですが、その金網の中にあるので大丈夫と云うことなのでしょう。

しかしその埠頭と建設地の宗谷岬までは30キロほどあります。ごく一部とはいえ市街地も通りますし、夜中もブンブン車が飛ばしています。そこで深夜に通常の2倍以上の時間をかけて、護送車みたく、18m以上もある支柱などを安全に輸送する特別プロジェクトが立ち上がったのです!!

そして私は午前3時から午前6時までの3時間で輸送するという情報を入手したのでした。




・・・しかし肝心なことに日付や本数はチェックしていなかったので、情報を入手してから最初の月曜日早朝、そう5月16日に的を絞って宗谷岬に向かったのでした。

しかし待てど暮らせど、回転灯をぱかぱかまぶしいくらいに回し、見物人と、複数の警察車両に挟まれながら、30キロぐらいのスピードで進む超大型トレーラー(全て想像(^^;;;)は見あたらないのでした。。。




そして今日、さらに新しい情報を得ました。あの、翌日(!)、しかも午前0時に繰り上げになって(!!)、一基分だけ(!!!)、輸送されたそうなのです。

あ〜、あの待っていた数時間は何だったんだろう・・・・。
幸いなことに、50数本中の1本だけを撮り逃したので、まだまだチャンスはあるはず。。。次回に期待です。

くそぉ。。。